新年のご挨拶
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夏と冬の温度差が激しい、日照時間が短い、降水量が多い、湿度が高いなど、地域によって気候や気象には大きな違いがあります。エアサイクルの家は、そういった地元の気候風土をしっかりと理解した工務店が建てるからこそ、その性能が十分に発揮されるのです。長年地元に密着している私たちなら、お客様のご要望に合わせ、ほんとうに快適で住みやすい家をご提案できます。またエアサイクルの仕組みはシンプルで、大掛かりな装置や特殊な機器を必要としません。そのため、家づくりの工法のなかでも設計や施工をする際の決まり事は少なくてすみます。だから、地域に合わせた家づくりや個性的なデザインのご提案などができるのです。
エアサイクルの家を建てたい方はぜひ、私たちにおかませ下さい!あなたの夢の家をきっと実現いたします!
有限会社 荒川製材所
〒949-4144 新潟県柏崎市西山町新保1289-1 TEL:0257-48-2639 FAX:0257-48-2572
これまで建てられたエアサイクルの家は、全国で30,000棟以上。エアサイクル工法が生まれた1980年代半ば以降、断熱・気密や省エネルギーに配慮した工法がたくさん登場してきたなかでも、私たちは老舗としての実績を重ねてきました。
初期に完成したエアサイクルの家のなかには、リフォーム時期を迎えるところも出てきました。完成後20年以上たった壁や床下をはがしてみると、内部は乾燥を保ち、木も劣化していなかった…。そんな事例もいくつも確認できるようになっています。私たちが自信をもってお客さまにエアサイクルの家をお勧めしているのは、こうした実績の裏付けがあるからです。
エアサイクルの家の仕組みは単純。建物のまわりをしっかり断熱し、壁の中などの空気が自由に動くようにしています。建物の中の空気を動かす仕組みも、温度差という自然の力を利用したもの。昔ながらの知恵と最新の技術をミックスした"自然体"の工法、それがエアサイクルの家なのです。ちょっとわかりにくいかもしれませんので、ここではもう少し具体的に、エアサイクルの家がなぜ暮らしやすいのか、エアサイクルの家の特徴を5つのポイントにわけてご説明しましょう。
エアサイクルの家の秘訣は、「外張り断熱」と「空気を動かす仕組み」にあります。外張り断熱とは、家の骨組みの外側を断熱材ですっぽりとくるみ込む方法です。断熱材によって夏は強い日射と熱い外気を、冬は冷え込んだ外気をそれぞれ遮断して、家の内部の温度を一定に保ちます。エアサイクル工法では、「エアサイクルボード」と呼ぶ断熱材を用いて、屋根や外壁を覆います。
エアサイクル工法でもうひとつ大切なのが空気を動かす仕組みです。エアサイクル工法の壁の外張り断熱材にはダイヤ柄の溝があり、壁の内部でも空気が行き来するようになっています。また床下と小屋裏に開閉式の換気口を設けて、夏には手動スイッチで換気口を開けるようにしました。すると直射日光に照らされて熱くなった屋根裏の空気は上の換気口から逃げ、下の換気口から取り入れた外気や床下の空気など涼しい空気は上へ吸い上げられます。こうした空気の流れによって、屋根裏や壁の内部の熱がこもらないようにしているのです。なお、この換気口は冬になると閉じるので外の冷たい空気は入ってきません。閉じ込められた空気は断熱材の役割を果たし、太陽の日射で得られた暖気を建物内にとどめます。
壁の内部や床下の湿度が高いとその内部で発生した結露が原因で、柱や土台といった骨組みの木が腐朽やシロアリの被害に遭い、ひどい場合にはボロボロになってしまいます。しかも日常生活では見えないため、建物が危険な状態になっていても放置したままになりがちです。エアサイクル工法が「空気の流れ」を重視するのは、木の劣化を防ぐため。壁の内部や床下の空気が自由に動くようにしているので、湿気は拡散して乾燥状態を保ちます。骨組みの木もシロアリや腐朽の被害を受けず、建物は長持ちするのです。
コラムベース基礎(左)は、ベタ基礎の上に円柱形の基礎を並べた工法です。最近の木造住宅に多く使われている布基礎(右)は床下空間が分断されるのに対し、コラムベース基礎の床下は連続した空間になっています。昔の家と同じように床下の通気性が高く、木材を適切な乾燥状態に保ちます。
エアサイクルの家は、気持ちよいだけではなく、健康にとっても嬉しい点を備えているのが自慢です。冬の住宅でよく危ないと言われることに、ヒートショックがあります。ヒートショックとは、たとえば夜、暖まったリビングから寒いお風呂やトイレへ移った時に体験する急激な温度変化。特にお年寄りの身体にかかる負担は無視できません。その点、エアサイクルの家は家全体を断熱材で包み、しかも、少しでも温度差が生じると壁の中の空気が動いて全体を均一にしていこうとするので、場所によって温度に極端な差が生じません。人がいる部屋も廊下もある程度一定の気温を保ちますから、どなたでも安心して生活していただけます。もう1つ最近気になるのは、カビやダニによるアレルギー性疾患です。
カビやダニは、湿度の高い場所を好みます。壁の中の通気性をきちんと確保せずに断熱性能だけを高めた家や、無防備な断熱施工を行った住宅では、結露が生じやすくなります。結露はカビの原因となり、カビはダニの栄養となってダニの増殖に結びついてしまいます。
そんなカビやダニを発生させないために大切なのは、家に湿気をこもらせないこと。エアサイクルの家は、床下や壁の中、小屋裏の空気が常に動いて内部を乾燥状態に保ちますから、カビ・ダニを予防しお子さまの健康を守ります。
▲1986年に建てられたエアサイクルの家の床下。20年以上たってもじめじめした感じはまったくなく、乾燥状態を保っています
▲木も乾燥しています。含水率(木に含まれる水分の比率)が20%を越えると木の腐食やシロアリ被害を受けやすくなりますが、ここでは15%前後の低い状態を保持していました
エアサイクルの家は、地球環境に配慮し、省エネルギーを考えたつくりになっています。たとえば空気を流す仕組みには、自然の力を活用しています。夏、熱くなった屋根裏の空気を換気口から逃がし、床下の涼しい空気を壁内から屋根裏へと引き上げる動きは、熱い空気は上昇するという自然の原理を生かしたもの。機械や電気の力を借りていないので、余計なエネルギーを使いません。また、エアサイクルで用いている機構はシンプルです。換気口を春に開いて、秋に閉じる。年に2回手動の動作を行うだけです。このように仕組みは単純であればあるほどメンテナンスいらずで、長もちもします。
かつて日本では、深い軒やひさしをもつ家が一般的でした。深い軒やひさしは、暑い夏に高い位置から照りつける強い日差しを遮り、涼しい陰を生み出します。また地面と建物の床面の間には、縁の下のような大きな隙間がありました。地面で冷やされた空気が床下空間を自由に行き来することで、建物の温度は下がり、床下も乾燥します。ですからエアサイクルの家では、できるだけ大きな屋根をかけ、軒やひさしをつくるとともに、屋根でも熱をさえぎる工夫を取り入れています。また、床下にはコラムベース基礎工法を採用することによって、耐震性を確保しながらも束立工法のように通気性をしっかり確保します。このように昔の知恵を現代風にアレンジして、快適な家を目指します。
エアサイクルの家づくりは、北海道から鹿児島まで全国で360社(2012年1月1日現在)の工務店が手がけています。もちろんエアサイクルの家は私たち、登録工務店にしか建てることができません。さらにフクビエアサイクルチェーン本部のしっかりした管理体制のもとで家づくりを行っていますのでご安心下さい。
私たちの家づくりはまず、お客様のお話をじっくりお聞きすることから始まります。お客様の想いを汲み取り、お客様にとってどのような性能やプランがベストなのか、お客様の生活スタイルに沿った形でそれぞれをご提案いたします。そうして一環したオーダーメイドの家づくりを目指します!
新潟の気候・風土に合った住まいの提案・施工を心掛け
家こそが疲れの癒される場となるような家造りをしております。
お客様が幸せで健康に暮らし続けられるようにアフターを常とし、
品質と技術の進歩に日々努めています。
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